2026.09.10

【NATM】v4.8.0を公開しました

NovelAI Tag Manager v4.8.0を公開しました。

主な更新内容

タグも設定も、1つのファイルにまとめて持ち運べます。

これまで、作ったタグ環境を別の PC へ移したり人に渡したりするには、データベースファイルを丸ごと渡すしかありませんでした。受け取った側は、自分のデータベースを置き換えることになります。JSON の書き出しもありますが、運べるのはタググループだけで、キャラクターの選択状態やバリエーション、プリセットは付いてきませんでした。

今回、選んだものだけを1つのファイル(.natm-pack)にまとめて書き出し、受け取った側では今のデータベースに足す形で取り込める「NATM パック」を追加しました。


入れるものを選んで書き出せます。

「データ入出力」→「書き出し」タブの下に「NATM パック」の欄があります。「パックを書き出し」を押すと、いまのデータベースにあるものが種類ごとに並びます。

パックの名前 [キャラクターA          ]   説明 [容姿と衣装の設定]
[すべて選ぶ] [すべて外す] □お気に入り(★)も含める

☑ タググループ 7 / 7
    ☑ 背景  タグ 3 件
    ☑ c 零巫  タグ 4 件 / キャラ容姿 / オリジナルキャラ
☑ ネガティブ 2 / 2
☑ シチュエーション 1 / 1
☑ キャラクター 1 / 1
☑ Variation グループ 3 / 3
☑ 生成設定プリセット 2 / 2

選べるのは、タググループ・ネガティブ・特殊タグ(子タグを含む)・Setグループ・シチュエーション・キャラクター・Variation グループ・Variation プリセット・生成設定プリセット・プロジェクトです。

はじめはすべて選んだ状態です。 別の PC へまるごと移すときは、そのまま書き出すだけです。キャラクター用に人へ渡すときは「すべて外す」から、要るものだけ選び直してください。

入れ忘れにも気付けます。 たとえばキャラクターの選択状態だけを選び、そのキャラクターが使っているタググループを外していると、「参照しているタググループのうち n 件がパックに入っていません」と画面の下にお知らせします(取り込み先に同じ名前のタググループがあれば、そちらへ当たります)。

お気に入り(★)は、はじめは入れません。 個人の使い方の記録なので、人に渡すパックへ混ざらないようにしています。入れたいときだけチェックしてください。最近使ったタグの履歴、生成履歴、画像、API トークン、画面の設定は入りません。


取り込む前に、中身と「同じ名前」を確かめられます。

「パックを取り込み」でファイルを選ぶと、確認画面が出ます。ここで閉じれば、データベースは何も変わりません。

種類 名前 状態 処理
タググループ 背景 同名のタググループがあります(タグ 3 件) 既存を維持
タググループ ネガティブ 新規 取り込む
キャラクター キャラクターA 同名のキャラクター(プロファイル)があります 既存を維持

上には「タググループ: 新規 1 件 / 同名あり 1 件」のような種類ごとの内訳が出ます。

同じ名前のものがあるときは、勝手に上書きしません。 はじめは「既存を維持」になっています。1件ずつ、次の3つから選べます。

  • 既存を維持 — 取り込みません。今のものがそのまま残ります
  • 上書き — パックの内容で置き換えます。タググループの場合は、同じタグは更新し、無いタグは足します。今のタググループにしか無いタグは消しません(消すと、そのタグの選択状態やバリエーションの候補まで一緒に消えるためです)
  • 別名で追加 — 「背景 (2)」のように名前を変えて、別に足します

まとめて変えたいときは「同じ名前がある項目すべてに [上書き ▼] [同じ方法を適用]」が使えます。

別名で入れたものは、パックの中の参照も付け替えます。 たとえばタググループ「背景」を「背景 (2)」として入れると、同じパックに入っているシチュエーションの選択状態・バリエーション・プリセット・プロジェクトも「背景 (2)」を指すようになります。付け替えないと、別名で入れたはずなのに今の「背景」へ当たってしまうためです。

バリエーションの行は、タググループの選び方に合わせて変わります。 タググループを「別名で追加」にすると、そのバリエーションの行は「新規(別名で追加する『背景 (2)』へ当てます)」に変わります。取り込み先に無いタググループを「取り込まない」にしたときは、当てる先が無いので「取り込めません」になります。

取り込む直前に、データベースの控え(バックアップ)を取ります。 シチュエーションやキャラクターの選択状態を上書きするときは、プロジェクトの未保存の確認も出ます。

1件うまくいかなくても、残りは取り込みます。 うまくいかなかったものは、件数と理由を結果にお見せします。

選択状態の取り込みで、タグやタググループを勝手に作ることはありません。 取り込み先に見つからなかったタグは、件数でお知らせします。キャラクターは、取り込み先に無ければ新しいプロファイルとして作ります。


知らないファイルは開きません。

パックの中身は ZIP です。人からもらったファイルでも安心して開けるよう、次のようにしています。

  • フォルダーへ展開しません。 決まった名前のデータだけをメモリーの中で読みます
  • .. や C: のように、別の場所を指す名前が1つでも入っていれば、そのパックは読みません
  • 本アプリが知らないファイル(setup.exe など)が入っていても、開きもしません。名前だけお知らせします
  • 大きすぎるファイル、件数が多すぎるデータは読みません

一部だけ壊れているパックは、読めるところだけ取り込めます。より新しい版で作られたパックも、読める項目だけを取り込みます。


プロジェクトを開くと、ネガティブの選択が外れていた不具合を直しました。

プロジェクトは、ネガティブプロンプトの選択状態を控えていませんでした。それなのに、開くときにはネガティブも含めて選択をいったん外していたため、プロジェクトを開いたり取り込んだりすると、ネガティブの ON がすべて外れていました。 また、ネガティブだけを変えたときは「未保存の変更」として扱われていませんでした。

今回から、ネガティブの選択状態もプロジェクトに入ります。v4.7.0 までに保存したプロジェクトを開いたときは、ネガティブの選択はそのまま残します(控えに入っていないものを外すと、戻せなくなるためです)。ネガティブも含めて控えたいときは、開いたあとにもう一度保存してください。


これまでとの互換性

  • v4.7.0 までのデータベースをそのまま開けます。データベースの構造は1か所も変えていません。
  • 既存のタグ、プロファイル、プリセット、プロジェクト、履歴は、そのまま残ります。
  • 抽選のしくみとバリエーションシードは変えていません。同じシードなら、これまでと同じ結果になります。
  • 生成されるプロンプトの内容も、NovelAI へ送る内容も変えていません。
  • パックを使わなければ、これまでと同じ動きです。

できないこと

  • パックの書き出し・取り込みは Windows 版だけです。Android 版にはありません。
  • 精密参照画像やポーションファイル(.naiv4vibebundle)などのファイルは、パックに入りません。
  • 最近使ったタグの履歴と生成履歴は、パックに入りません。

アップデート方法

インストーラー版をご利用の方は、起動時の自動アップデートで更新できます。新規インストールや手動で入れ直す場合は、紹介ページから最新版のSetup.exeを取得してください。

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